FPS向けのゲーミングマウスを探していると、「軽いマウスがおすすめ」「FPSなら軽量モデル」といった意見をよく見かけます。
もちろん、軽いマウスには素早く動かしやすいというメリットがあります。
ただ、長くFPSを遊んできた経験から感じるのは、必ずしも軽ければ軽いほど使いやすいわけではないということです。
手の大きさやマウスの持ち方、ゲーム内の感度、机やマウスパッドの広さによって、自分に合うマウスは変わります。
この記事では、これまで複数のゲーミングマウスを使ってきた経験も交えながら、FPS用マウスを選ぶときに確認したいポイントを紹介します。
FPS用マウスは「軽さ」だけで選ばない
FPSでは素早く視点を動かしたり、敵に照準を合わせたりするため、軽量なマウスが好まれる傾向があります。
軽いマウスは動かし始めが軽く、大きく振ったときにも扱いやすいのがメリットです。
一方で、マウスが軽すぎると、人によっては動きが安定しにくいと感じる場合もあります。
自分が昔よく使っていたMicrosoftの「IntelliMouse Explorer 3.0(IE3.0)」は、個人的には軽くて動かしやすいマウスでした。
ただ、自分は手が大きめでかぶせ持ちということもあり、長く使っているうちに少し小さく感じるようになりました。
また、軽快に動かせる反面、AIMするときにもう少し安定感が欲しいと感じたことも、別のマウスを試すきっかけになりました。
つまり、マウスの軽さにはメリットがありますが、
「軽い=自分にとって最もAIMしやすい」
とは限りません。
手の大きさと持ち方を確認する
マウス選びでは重量だけでなく、サイズや形状もかなり重要です。
代表的な持ち方には、
- かぶせ持ち
- つかみ持ち
- つまみ持ち
などがあります。
自分の場合は手が大きめで、かぶせ持ちです。
そのため、小さめに感じるマウスよりも、手のひらをしっかり乗せられる大きめのマウスの方が安定して操作しやすいと感じています。
IE3.0から別のマウスを探した際には、Razer DeathAdder系のマウスも使いました。
IE3.0より大きく感じ、自分の手には合わせやすくなりましたが、重量についてはまだ少し軽いと感じました。
もちろんこれは完全に個人差があります。
大切なのは、スペック表の数字だけを見るのではなく、
自分の手の大きさと持ち方に形状が合っているか
を確認することです。
重いマウスにもAIMしやすいと感じる場面があった
軽いマウスから少し重いマウスへ移行する中で使ったのが、Logicool G700でした。
G700について一番印象に残っているのは、とにかく重かったことです。
長時間使っていると重量をしっかり感じるマウスでした。
しかしその一方で、自分の場合はAIM時の安定感が増したように感じました。
軽いマウスでは少し動きすぎると感じていた部分が、重量のあるマウスでは抑えやすくなった感覚があります。
だからといって、FPSには重いマウスがおすすめというわけではありません。
G700は自分にとっても「さすがに重い」と感じる場面がありました。
この経験から分かったのは、
軽さと安定感のどこが自分にとってちょうどいいのかを探すことが大切
ということです。
G502で「自分に合う大きさと重量」が見えてきた
これまで使ってきた中で、特に自分に合っていると感じたマウスのひとつがLogicool G502です。
大きめのサイズ感と、少し重量を感じる操作感が自分にはかなり合っていました。
IE3.0では物足りなかった安定感がありつつ、G700ほど「とにかく重い」と感じることもありませんでした。
この頃から、自分の場合は、
大きめ+ある程度重量があるマウス
が使いやすいということが分かってきました。
FPS用マウスを探すときも、「世間で一番評価されている重量」を探すのではなく、こうして自分の好みを見つけていく方が失敗しにくいと思います。
軽いマウスと重いマウスを実際に使って感じた違いや、ゲームごとの向き不向きについては、「FPSは軽いマウスが正解?軽量・重量級を使って感じた違い」で詳しく紹介しています。
有線か無線かは「ケーブルの煩わしさ」も考える
自分が現在使っているのはLogicool G703です。
G703を選んだ大きな理由のひとつが、無線マウスを使ってみたかったことでした。
有線と無線を比較するときは、レスポンスや性能面の話がよく出てきます。
ただ、実際に長時間ゲームをする立場からすると、自分にとって大きかったのはそれよりも、
ケーブルがないことによる操作の自由さ
でした。
有線マウスでは、どうしてもケーブルが机や物に触れたり、引っ張られるように感じたりすることがあります。
無線になるとそれがなく、好きな方向にそのままマウスを動かせます。
個人的には、わずかな性能差を気にするよりも、ケーブルの煩わしさから解放されるメリットの方を大きく感じています。
G703を約3年間使って感じた良い点・不満点については、「Logicool G703を3年使用レビュー」で詳しく紹介しています。
感度だけでなく机とマウスパッドの広さも重要
FPSでは、ローセンシと呼ばれる低めの感度がよく使われます。
自分も感度は低めに設定することが多いですが、腕を大きく振り回すようなスタイルではありません。
これは好みだけではなく、机やマウスパッドの広さも関係するからです。
低感度にすると大きくマウスを動かす必要がありますが、十分なスペースがなければ、その動かし方自体が難しくなります。
そのため、マウスを選ぶ際には、
- ゲーム内の感度
- マウスパッドの大きさ
- 机のスペース
- 腕をどの程度動かすか
まで含めて考えた方がいいでしょう。
マウス単体だけで考えず、自分のプレイ環境全体で考えるのがポイントです。
いろいろなFPSを遊んできて感じたこと
これまで、
サドンアタック、AVA、Counter-Strike: Source、Call of Dutyシリーズ、Battlefieldシリーズ、Apex Legends、Overwatchなど、さまざまなFPSを遊んできました。
特にCall of DutyやBattlefield、Overwatchは長くプレイしています。
ゲームによって要求される操作は少しずつ違います。
素早く振り向く場面が多いゲームもあれば、細かなトラッキングや安定したAIMを重視したいゲームもあります。
だからこそ、「FPS用として有名だから」という理由だけでマウスを選ぶのではなく、
自分の手やプレイスタイルに合うかどうか
を一番大切にした方がいいと感じています。
FPS用ゲーミングマウスを選ぶときのポイント
最後に、これまでの経験から特に確認したいポイントをまとめます。
サイズ・形状
手の大きさや持ち方に合っているか。
重量
軽さだけを追わず、自分が安定してAIMできる重量を探す。
有線・無線
性能だけでなく、ケーブルの煩わしさや動かしやすさも考える。
感度とプレイ環境
机やマウスパッドの広さも含めて考える。
実際の使用感
スペック表だけでは分からない部分も多いため、可能なら実際に握ってみる。
まとめ|FPSマウスに「全員にとっての正解」はない
FPS用ゲーミングマウスでは軽量モデルが注目されやすいですが、必ずしも軽ければ軽いほど使いやすいとは限りません。
自分自身も、
IE3.0
↓
DeathAdder系・G700
↓
G502
↓
現在のG703
と使っていく中で、大きめで、ある程度重量のあるマウスが自分には合っていることが分かりました。
手の大きさ、持ち方、感度、プレイするゲーム、机の広さまで含めると、最適なマウスは人によってかなり変わります。
評判やスペックだけで決めず、
「自分が安定して操作できるか」
を基準に選んでみてください。
